“Winter Wonderland” by Macy Gray
週間天気予報に雪だるまのマークが並ぶようになってきた。
窓の外は、今も静かに雪が降っている。
私の住む旭川は北海道の中央より少し北、内陸の町であるが、この周辺一帯に降る雪はさらさらのパウダースノーで知られ、特に旭岳を中心に世界中からスキー客が訪れる。
ゆえに通常はこのように着雪することの少ない雪質であるが、冬の初め、終わり、気温の高い雨交じりの雪の翌日にはこんな美しい世界を見せてくれたりするのだ。
街中の木々がまるでフロストシュガーをまぶしたように雪に覆われると、どんなに気温が低くても散歩気分になる。ただし、気分になる、だけである。
旭川は、12月から2月にかけて日によっては-20℃を下回るが、以前-26℃の朝に無謀にも夫と二人散歩に出たところ、6枚着重ねたにもかかわらずあまりの寒さに5分と歩けず、すぐ近くのカフェに逃げ込んだのだった。
あれはもう、寒いという言葉では形容しきれない。
冷たい、痛い、キキキ、カカカ、ティティティティ、クヒクヒクヒ、そんな感じである。
我が家のバルコニーにも、砂糖菓子のような雪の結晶がひとつ、舞い降りた。
北海道に来て冬がもっと好きになったのは、見事な雪の結晶を見る楽しみを得たから。
長い長い道北の冬が始まった。さて、どこへ行こう。何をして遊ぼう。